2016年1月14日木曜日

今日のランチ(2016.1.13)

バターロール・スパゲッティミートソース・生野菜サラダ・牛乳・プリン

0113

 

 あけましておめでとうございます。

 12月から1月にかけて、4か月を過ごした仮校舎の撤去が進んでいます。今日現在で建物の半分が撤去されました。少しずつ骨組みだけにされて消えていきます。基礎部分も整地されて元の駐車場に戻されていきます。仮校舎は今年敬和学園にいた人々だけの思い出の中に納まっていくことになるのでしょう。ようやく、不自由な生活から解放されると思いましたが、撤去工事を見ていると「全くなくなるんだな」という実感と、なぜか寂しさも感じてしまいます。

 さて、1月は3年生にとってあっという間に過ぎてしまう月です。始業日に3年生の廊下に張られたカレンダーは「終業日まであと13日」とありましたが、その日数も少なくなってきました。朝礼拝では、今日から3年生の先生方のお話が続きます。残りの日々を感じるとともに、一日一日がかけがえのない日々であることを思ってしまいます。

 

 今日のランチは「スパゲティミートソース」。

 

 スパゲティが家庭料理になったのはいつごろなのでしょうか。「ラーメン」といい「洋食」といい日本に入ってくると「別な食べ物」に変化させてしまうのが日本人、という感想をもってしまっているのですが、この「ミートソース」は野菜(トマトを含む)とひき肉をベースにしたソースでイタリア・ボローニャ地方が発祥とのことですので、これは正当なイタリア料理の流れを汲んでいるようです。私たちには、「ナポリタン」と並ぶスパゲティの基本ですよね。ところで、お店で食べるものと思われていたスパゲティが一般家庭に普及したのは1959年に缶入りのソースが発売されてからだそうです。スーパーに様々なパスタソースが並ぶ現在の出発点は55年前だったことになります。毎日いただいていた「敬和ランチ」を卒業した後の3年生はどう思い出すのでしょうか。今日は3年生のある授業が終りました。楽しそうに昼を取っている3年生の残り9日に幸いあれ。

(K.S)