2015年8月31日月曜日

今日のランチ(2015.8.31)

ごはん(ふりかけ)・鶏肉照焼・ほうれん草ソテー・味噌汁・ミニワッフル


 今日の新潟は曇り。昨日までの雨で湿度も高い月曜日を迎えていますが、それらを吹き飛ばしてくれそうな、彩り鮮やかなメニューがランチトレーに並んでいます。特に注目したいのは、やはりメインの鶏肉照焼。
 照り焼き(てりやき)とは、醤油を基本にした甘みのあるタレを食材に塗りながら焼く日本料理に古くから存在している調理法の1つで、タレの糖分により食材の表面がツヤを帯び、「照り」が出るのが名前の由来です。
 このタレは醤油・日本酒・砂糖を併せたものが基本なのですが、今日の鶏肉照焼はそれだけでない、口の中に広がる芳醇な照焼きの味に、何かもう少し深みを感じたので、調理の方に質問してみると、その答えが分かりました。美味しさの秘密の正体は「みりん」でした。
 みりんの持つアルコール分が肉の生臭さを抑え、食材に味が浸透する手助けをします。糖分が甘みと照り焼きの艶を加え、それらを加熱する事によって何とも言えない、あの照焼きの匂いを生じさせてくれます。
 それらを嬉しそうに頬張る敬和生一人ひとりの笑顔が違うように、欠かす事のできない素材が一つひとつの料理の味を際立たせているのですね。