2015年7月8日水曜日

今日のランチ(2015.7.7) ※食事レポートのみ

和風カレー丼、玉子サラダ、お吸い物、牛乳、ヨーグルト

  本来カレーは、多種類の香辛料を併用するインド料理の特徴的な調理法の呼称であるが、ここ日本においては、明治時代にイギリスから伝わると、様々な料理とミックスされ独自の料理へと発展を遂げた。今日のカレー丼もその1つで、揚げ豆腐、えりんぎ、ネギ、グリーンピースなど、一般的なカレーライスにはあまり見かけない具材が丸い丼ぶりの中に並んでいる。それらの食感を楽しみつつ、お吸い物を一口すすると、私の舌に衝撃が走った。

「…違う!! カレーライスの時のルーとは全くの別物だ!!」

  いつもよりも少々スープベースなルーの中に密かな和風だしの存在を感じた時、私の舌の上で先ほどの具材が、京風の着物を纏い静々と舞を披露しているのを感じた。

  なるほど、「和風」カレー丼。日本が世界に誇る食文化の奥深さをより一層強く認識した午後であった。